BABYMETALとは、世界的な人気を誇る日本人2人組のアイドルユニットで、コンセプトに「アイドルとメタルの融合」を掲げており楽曲の特徴はアイドル的なかわいらしさとメタルの重低音。そして独特の振り付けからなるオリジナルダンスが特徴的です。
ボーカルを務めるSU-METALの力強く伸びやかな歌声とMOAMETALの激しく可愛いダンス。そして最近ではサポートメンバー「アベンジャーズ」として元モーニング娘の鞘師里保らが参加しダンスに花を添えています。
今回は、そんなBABYMETALの数ある楽曲の中から、元気がない時に聞きたいモチベーションの上がる楽曲5選を紹介します。
1.BABY METALを体現する教科書的楽曲「いいね!」
2012年3月7日にリリースされたスプリットシングル「BABYMETAL×キバオブアキバ」に収録されている楽曲。
1時期は「優しい人なら解ける クイズやさしいね」(フジテレビ)のテーマソングにも使用されており、この曲でBABYMETALを知った人も多いと思われます。
曲の特徴はアイドルとメタルの融合にエレクトロサウンドとヒップホップ要素が合わさった初期のBABYMETALを象徴する楽曲になっています。
1-1屈指の速さを誇るBPM
BABYMETALの特徴であるメタルサウンドにエレクトロサウンドを合わせたことにより「重さ」に「軽快さ」が加わった楽曲スピードはBABYMETALを初めて聞き方には、もってこいです。
最初、メタルによくあるドラムベースで始まり、エレクトサウンドと共にメンバーがダンスを始める瞬間はぜひ映像で見てほしいところです。
1-2間奏のあおりからダンスでテンションが上がる!
この楽曲の最大の見せ場はなんといっても間奏部分。ヒップホップ的な煽りからメタルのシャウト。エレクトダンスでメンバーの動きがシンクロし、アイドルソングへと繋がっていく様は「整然としたカオス」。
オーディエンスはここからトランス状態でクライマックスを迎えられること請け合いです。
ヒップホップ調の煽りはライブでは会場ごとに違うため、音楽だけでは伝わりきらない部分もあります。ぜひライブ映像でもご覧いただくことをお勧めします。
2.対世界に向けたメイドインジャパンソング「KARATE」
2016年2月26日に配信開始されたシングル曲で、海外での評価が高まりワールドツアーを行っていたBABYMETALが海外のファンに向けた日本色の強い自己紹介用と言っていいい楽曲です。
2-1分かりやすい歌詞とエモい表現
この楽曲の特徴はなんといっても空手の掛け声の「セイヤ」「ソイヤ」「押忍」といった分かりやすい単語が並ぶため、アイドルライブにある掛け声を言いやすいことが特徴です。
しかし、その裏にある「武道」の精神を思わせる「全部全部研ぎ澄まして」という歌詞に代表される様に日々を生き抜いている現代人に向けたメッセージ性の高い表現が聞く人の心を打ちます。
曲の終盤ではSU-METALの伸びやかな歌声が余計にエモさを感じさせます。
歌詞の良さから日本だけの評価かと思いきや2016年に世界最大のプロレス団体WWEのブランドNXTのPPV大会のテーマソングとして採用されていることからも世界標準のエモい表現力であると考えられます。
2-2ミュージックビデオが一層良い。
この楽曲の特徴は分かりやすい歌詞とエモい表現と前項で伝えましたが、その良さがなお一層表現されているのがミュージックビデオです。
空手を交えたダンスパフォーマンスと過去の自分と闘う表現は自分と重ね合わせてしまい心に来るものがあります。
映像監督は欅坂46の「渋谷からPARCOが消えた日」のミュージックビデオを手掛けた二宮“NINO”大輔氏で、「MTV Video Music Awards Japan 2016」で「最優秀メタルビデオ賞」を受賞しています。
3.新生BABYMETALを象徴する夏カオスな曲「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」
。2019年6月28日に配信開始となったシングルでYUIMETAL脱退後に発表し新生BABYMETALを象徴する1曲です。
3-1.カオスではしゃげる夏のダンスナンバー
それまでのBABY METALはどちらかというと日本的な表現の歌詞が多かったのですが、この曲はとにかく「祭りだ」「踊って騒げ」という単純明快な表現が特徴。
そしてサウンドもメタル感よりもダンス感が勝ってきており陽気な感じが強く今までの特徴であったエモさを押し殺し、ただひたすら明るく楽しい気分にしてくれる一曲です。
3-2.featの「 F.HERO」がクセになるラップを披露!
この楽曲はゲスト参加しているタイのヒップホップシンガーF.HEROのデスボイスからスタートします。
そのインパクトは絶大で「BABY METALの曲か?」と一瞬、分からなくなる程です。
そして間奏の単独ラップの部分ではタイ語を駆使しほとんど何を言っているかが分かりませんが、テンションは上がります。
この楽曲でBABY METALが日本からアジア代表という様な位置づけまで成長したという感慨深さも味わえます。
4.B’zのギタリストも参加したご機嫌ダンスソング「DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)」
B’zのギタリストである松本孝弘が参加したこの楽曲はギターサウンドの良さは天下一品の価値があります。
しかもダンスナンバーとしても評価が高く、90年代を彷彿とさせる歌詞やテンポはアラフォー世代にも刺さること間違いなし。
特に途中で披露するラップは「TRFのDJKOOをオマージュしているのでは?」と思わせる会心の出来です。
この楽曲の映像を見るとダンスがかなり高度になっている事が分かります。
2019年10月11日に発売さされたアルバム「METAL GALAXY」に収録されています。
5.BABY METALの原点「「ド・キ・ド・キ☆モーニング」
この楽曲はBABYMETALが本格始動する前、メンバーが所属していたアイドルグループ「さくら学院」の重低音部として2010年に発表され、その完成度の高さから2011年10月24日にシングルカットでリリースされました。
歌詞は完全にアイドルソングで、現在のBABY METALではあまり無い歌いだしからのスタートです。
しかし予定調和を完全に壊す重低音サウンドが響くと甘い歌詞がさらに引き立ち、逆に戦慄さえ覚える程です。
特にサビ前のSU-METALの歌声は現在に引けを取らない澄んだ歌声で聞き入ってしまうほど。
この楽曲でアメリカのメタル情報サイトで「2011年に話題になったメタル関連動画 Top15」では9位にランクインし、世界的な注目を集める一歩となりました。
BABY METALというよりもアイドル好きな人にとっても刺さる一曲だと思います。
BABY METALにはモチベーションの上がる曲が多数あります。
BABY METALの楽曲の中から、モチベーションの上がる曲を5つ選出しました。
どの曲もBPMが速くテンポがいいのと、曲調の変化が絶妙でテンションが下がることがありません。
さらに彼女たちの歌声とパフォーマンスには人を元気にさせる「健気さ」が満ちているので尚更、モチベーションを上げたいときにおススメです。
BABY METALはこの他にも数多くの名曲がありますので、自分にあった曲を探してみてはいかがでしょうか。
ピックアップアイドル