日向坂46の隠れた名曲は?意味が分かるとエモい楽曲3選!

日向坂46の隠れた名曲は?意味が分かるとエモい楽曲3選!

 

日向坂46の楽曲の中には隠れた名曲があります。

 

シングルカットされていないものの、メンバーやファンにとっては心に刺さる一曲も。

 

今回はファンは知っている、意味が分かるとエモい3曲を紹介します。

 

メンバーに向けた応援ソングとしての一面も「青春の馬」

 

 

日向坂46の楽曲の中でひときわファン人気の高い楽曲が「青春の馬」です。

 

この楽曲は2020年2月19日にリリースされた日向坂46の4枚目シングル「ソンナコトナイヨ」に収録。

 

小坂菜緒が主演を務め、多くの日向坂46メンバーが出演した日本テレビ系ドラマ「DASADA」の主題歌にもなった楽曲です。

 

ピアノのイントロから始まるこの曲は、当時勢い付いてきた日向坂46にピッタリの曲でもありましたが、注目を集めたのはそれだけではなく当時の状況も。

 

ちょうど新型コロナウィルス感染拡大の状況下で、時代が未曾有の閉塞感に縛られる中で、ひたすら前を向いて走るという歌詞がぐっと来たファンも多かったことでしょう。

 

「青春の馬」でぜひ見てほしいのがミュージックビデオと「ひなリハ」です。

 

まずミュージックビデオでは前半にセンターを務めた小坂菜緒が立ち上がり、力強いダンスを披露。

 

その後、全員で拳をひりかざして踊る姿は「必死」という言葉がピッタリで見ている者を圧巻させていきます。

 

要所要所で日向坂ポーズや笑顔を振りまきますが、基本は真剣な表情のシーンが多いのが特徴的。

 

そして一番の見どころは小坂菜緒が、体調不良で休んでいたものの今作から復帰した濱岸ひよりの手を取って、ペアダンスを披露するシーンです。

 

他のメンバーは2人にエールを送る様にダンスを披露し「誰も見捨てない」という日向坂46姿勢が全メンバーから見えて感動すら覚える程。

 

そしてこのペアダンスは渡邉美穂の卒業イベントでは小坂菜緒が渡邉美穂の手を取ってダンスを披露しました。

 

1つの楽曲がここまで気持ちを揺さぶるシーンになるのは珍しく、ファンの語り草。

 

そしてミュージックビデオで名シーンは最初は皆、同じ様な青と白の間の様なドレスを身にまとっていますが、後半ではそりぞれが色とりどりのドレスを着ています。

 

個性を大事にする日向坂46らしい演出。

 

 

そして「ひなリハ」での「青春の馬」も名シーンがあります。

 

 

日向坂46の楽曲のダンスを見せる動画ですが、その中でミュージックビデオでは無かった場面が。

 

歌の途中で2回「頑張って」と全員で叫ぶシーンがあります。

 

この「頑張って」は当時眼科系の病気のため療養している松田好花と、体調不良のため休養している宮田愛萌に向けたもの。

 

渡邉美穂は自身のブログで「これは大好きな好花と愛萌に向けて そして、世の中の全ての人に送るエールです」と綴っている。

 

この「ひなリハ」は動画公開から1週間たたずに100万回再生を実現する程でした。

 

「青春の馬」は日向坂46を体現する名曲で音楽アワード「MTV VMAJ 2020」にてBest Choreography(最優秀振付け賞)を受賞。

 

ぜひ、ミュージックビデオと「ひなリハ」でそのダンスを見てほしいです。

 

日向坂46の中でも神曲と謳われた「飛行機雲ができる理由」

 

 

日向坂46の楽曲でファンの中でも「神曲」と言われているのが「飛行機雲ができる理由」です。

 

この楽曲は2022年6月発売の日向坂46の7枚目のシングル「僕なんか」に収録。

 

この曲は小坂菜緒が活動休止から復帰した初めての作品で、渡邉美穂にとっては卒業前の最後の作品です。

 

メンバー22人全員が参加する作品としては最後で、それだけでも特別な曲。

 

ミュージックビデオはストーリー仕立てになっており時代は1970年代で22人が暮らす「陽だまり寮」が舞台です。

 

みんなが仲良く生活する中で「陽だまり寮」が近々、取り壊されるという掲示板が。

 

日向坂46のメンバーが最後にお別れパーティーを開くのですが、その様子を小坂菜が写真に収めるというシーンもあります。

 

曲の途中で、メンバーの1人ショット画像が連続で流れるのですが、本当に青春の1ページを切り取ったかの様に切ないながらも心温まる展開。

 

「どんな幸せな時間も永遠ではない」という現実とそれでも心に残しておきたいというナイーブな気持ちが交差してきます。

 

本来は2022年5月1日にリリース予定でしたが、初の東京ドーム公演後に日向坂46メンバー16名に新型コロナ感染が発覚し発売が延期に。

 

そういった状況や渡邉美穂の卒業も重なってファンにとってはエモすぎる曲になりました。

 

さらに「陽だまり寮」は渡邉美穂の卒業記念写真集「陽だまり」を連想させ空に浮かぶ雲は「青」と「白」でこちらも渡邉美穂のサイリウムカラー。

 

随所にちりばめられた制作陣の想いにも触れられ、明るい曲なのに涙が止まらない正に「神曲」です。

 

 

ひらがなけやき時代の名曲「それでも歩いてる」の演出に隠されたメッセージ!

 

 

ひらがな「けやき坂46」時代の名曲として名高いのが「それでも歩いてる」です。

 

この楽曲は2017年10月に「けやき坂46」メンバーが出演するドラマ「Re:Mind」の主題歌。

 

ドラマには当初、長濱ねるが出演予定でしたが都合により出演しなくなり追加メンバーだった渡邉美穂が出演者1名を決定するオーディションを突破し出演。

 

そういった経緯があり、楽曲の中では空白の椅子がありました。

 

そしてグループ名が「日向坂46」になってからはライブで披露されていませんでしたが2022年3月の初の東京ドーム公演で披露。

 

そこには3つの空白の椅子があり、これは長濱ねるとその後に卒業した柿崎芽実、井口眞緒の椅子であることが分かり感動を呼びました。

 

過去と向き合うことで生まれた名シーン。

 

ぜひ、ご覧頂きたいところです。

 

日向坂46には長く見ているほど、心に刺さる楽曲が。

 

まだ見ていないかたは是非、YouTube動画でも視聴できるのでご覧いただきたいです。