BABYMETALのSU-METALって何が凄いの?その実力を徹底調査!

BABYMETALのボーカル担当のSU-METAL。
彼女の伸びやかな歌声は世界を魅了し続けています。
今回はそんなSU-METALについて調査してみました。

 

1.SU-METALの経歴&プロフィールを紹介!

SU-METALは本名・中元すず香で1997年12月20日生まれ。広島県広島市出身で3人姉妹の末っ子。姉には元乃木坂46で現在は心理カウンセラーをしている中元日芽香がいます。

3歳の頃から地元広島でキッズモデルをしていて4歳の時には子供向け化粧品「Jeweldrop(ジュエルドロップ)」のイメージガールに応募してグランプリを受賞し8歳の時には「第4回アルパークスカラシップオーディション」でグランプリを獲得。

その後、姉の中元日芽香と同じく、アクターズスクール広島(ASH)に入所します。
9歳の時にはア「アミューズ第2回スターキッズオーディション」で準グランプリ受賞しアミューズのキッズ部門に所属することに。

翌年にはアニメ「絶対可憐チルドレン」(テレビ東京系)のため、1年間限定で結成されたユニット「可憐Girl’s」のメンバーにSUZUKA名義で参加しオープニングテーマ「Over The Future」でCDデビューと共に声優デビューも飾ります。

2.BABYMETAL結成!

そして2010年4月、中学1年生となった中元すず香はアイドルグループ「さくら学院」のメンバーとして活動を開始。このさくら学院内で結成されたクラブ「重音部」で菊地最愛と水野由結と共に「アイドルとメタルの融合」をテーマに「BABY METAL」を結成。

SU-METALとして活動していくとととなり、2013年3月に中学3年生を卒業と同時に「さくら学院」も卒業しBABY METALの活動一本で進むこととなりました。

2.BABY METAL結成の理由はSU-METALの歌唱力にあった!

BABY METALを結成するあたって、仕掛け人でありさくら学院時代から「重音部RECORDS」の顧問を務めるアミューズのKOBAMETALはBABYMETALの構想はかなり前考えており、

「(同じアクターズスクール広島出身の)perfumeがテクノとアイドルの融合であったのに対して自分はメタルファンである事からメタルとアイドルの融合を考えていた。そんな時に中元すず香の良い意味でクセのないストレートな歌声に魅せられた。」
と多くの媒体で語っており、BABY METALの結成理由にはSU-METALの存在があったことを表しています。
SU-METALの歌声の特徴として、クセのなさというのはどういうことなのか?大きな特徴は3つあります。

  1. 高音域が安定して出せるということ。
  2. 日本語の発音がはっきりしていること。
  3. ビブラートを効かせないということ。

この3つの特徴から分かる通り常に安定した歌声ながら、それを押し付けることがないので、歌声に透明感があり聞いている人にストレートに届くリリシズムが出てきます。

歌手の加山雄三は「すごい歌いづらいと思うんだけど歌のピッチが正確。」と絶賛。SU-METALの歌声があるからこそBABY METALは成立しているといっても過言ではありません。

3.SU-METALの素顔。中元すず香はどんな女の子だったのか?

BABY METALては、ここ数年で日本の音楽番組への登場も少なく、雑誌などのインタビューでもプライベートなことを発言することが減少。

そのため、SU-METALの素顔が見えることはあまりありません。
過去の言動からSU-METALの素顔、中元すず香はどんな女の子だったかを振り返ります。

3-1天然エピソード

かつてさくら学院に在籍していた頃の中元すず香は、かなりの天然として有名。

「DVDは何の略?」という質問に対して「デロリアン」と回答し爆笑を起こしたり、反復横跳びに挑戦すれば全く出来なかったりとどちらかというといじられる存在でした。

ただ、3歳の頃からキッズモデルとして活躍していたのでかなり「おませさん」であった模様で3歳にして父親と一緒にお風呂に入ることを拒否。
さらにその様子を見た姉の中元日芽香に「ひめたんも我慢して入りようじゃけんね」と発言させ父親をかなり悲しませたと後に「乃木坂工事中」(テレビ東京)で公になっています。

3-2家族間のエピソード

姉の中元日芽香とは仲が良く乃木坂46に合格すると母親と3人で上京し一緒に住んでいる模様。
長女は芸能活動をしていませんが、歌は姉妹で一番うまいとのこと。

中元日芽香の歌声も乃木坂46時代はかなり定評があり、3姉妹ともに歌が上手いということは、恐らく若いころバンド活動をしていた父親の影響と思われます、

4.SU-METALの目指すものは世界平和!?

BABY METALは海外での活躍からよく「逆輸入アイドル」と評されますが、これは大きな誤り。

歌詞はほとんどが日本語ですし、動きも日本の舞踊を取り入れています。

ただ、海外の人からすると東洋の神秘性を感じる模様で脳科学者の中野信子は「西洋のキリスト教文化圏に、突如舞い降りた謎の巫女たち。その異質性が魅力」と分析。

この様にBABY METALからはメタルだけでなく日本的な魅力が溢れています。

その根本はSU-METALの考えや生い立ちが少なからず含まれています。SU-METALは自身の出身地である広島に史上初の原爆が投下された8月6日のことを忘れずにいたいという思いが強く、さくら学院時代にはメンバーに「明日、8月6日はそういう日だから黙とうしてね」と伝えています。

その思いは届き、多くのメンバーから「黙とうしたよ」というメールが届いたとか。
SU-METALは世界平和を願うだけでなく、こういった人に「伝える」という行動も出来る女性です。

また、SU-METALは2020年3月に「SPUR.JP」でのインタビューで20歳になることに触れ「10代の頃にツアーをしながら世界を教室にして勉強できた経験は大きかった。

いろんな音楽、価値観、考え方の人と出会って学校では教えてくれないことを教わりました。」と発言。

世界の多様性についても理解しようという考えが見受けられます。
SU-METALは世界中の人に平和と調律を伝え続けることを目標にしており、BABY METALで大事な曲として挙げたのがとして全編英語詩で世界は1つという意味合いを持つ「THE ONE」。

全編英語詩という事で批判もあったこの曲を挙げたのには、そういった平和への思いがあったのかもしれません。

5.SU-METALのカリスマ化が止まらない

この様にSU-METALはただのアイドルではなく、1人の女性として且つ、平和主義者としても自身の思いを世界に伝え続けています。
芯を持った人間の強さが歌声にも表れている様に感じ、カリスマと呼ばれるにふさわしい存在になったのではないでしょうか。