でんぱ組.incの楽曲のスケールが凄い!逆境でこそ真価を発揮!

でんぱ組.incの楽曲のスケールが凄い!逆境でこそ真価を発揮!

でんぱ組の楽曲の特徴!夏ソングとスピード感!

 

 

でんぱ組.incの楽曲の大きな特徴としてはスピード感。

 

 

BPMが早い曲に早口で歌詞を詰め込むことが特徴的です。

 

 

その為、夏ソングが似合い多くリリース。

 

 

アイドルとしては異例の「ストロングスタイル」なライブパフォーマンスはこのためです。

 

 

とにかく早い!でんぱ組.incソング!

 

 

でんぱ組.incの楽曲でBPMが高い曲としては「破! to the Future」。

 

 

BPMは240とでんぱ組.incの中では最も早い曲です。

 

 

 

ライブではラスサビ前の「もしコレがほしいのならば どうぞ あげる もういらないわ」ではアイドル曲としては異例のクラップや「オイ!」コールが起こるほど。

 

 

そしてもう1曲、早くて良い曲は「バリ3共和国(バリさんリパブリック)」です。

 

 

早いだけではなく、2次元との融合する世界観が素晴らしくミュージックビデオは一見の価値あり。

 

 

ライブでは間奏部分でのオーディエンスを高揚させるパフォーマンスが絶品で、高揚感を煽られます。

 

怒涛の爆上げ!夏ソング!

 

 

テンポの早い楽曲が多いこともあり夏ソングが多いでんぱ組.inc。

 

 

2013年には「ノットボッチ…夏」、2015年には「おつかれサマー!」、2018年には「プレシャスサマー!」と夏ソングをお送りリリースしています。

 

 

夏らしいスピード感が特徴的ですが中でも「プレシャスサマー!」は良曲。

 

 

音楽評論家の宗像明将は「聴く者にでんぱ組.incらしい』と感じさせる圧倒的なスピード感と情報量。」としつつも「いきなり転調するなど、一筋縄ではいかない構造」とそのスケール感を評価しています。

 

世界観が凄い!日本から宇宙!そして

 

 

でんぱ組.incの楽曲はスケール感が徐々に大きくなっていった歴史があります。

 

 

秋葉原的なソングが多かった楽曲から徐々に範囲を広げ人気も向上。

 

 

少しずつ世間に認められる状況となっていきました。

 

 

テーマは日本!でんぱれーどJAPAN

 

 

でんぱ組.incの1つの転換となった楽曲が2012年5月23日にリリースされた「でんぱれーどJAPAN」。

 

 

作曲を手掛けたのは玉屋2060%で後に多くの楽曲を提供しています。

 

 

ピンキー!と最上もがが加入した後にリリースしたこの曲は夢眠ねむ曰く「それまでアキバっぽい曲が多かったが、これは何が起こっているか分からない曲」とのこと。

 

 

最初はどこを歌うのか分からなかったそうです。

 

 

パンクやメタルさもありでんぱ組.incの大きな転換となった曲です。

 

 

対世間!トラウマを超えて世界へW.W.Dシリーズ!

 

 

でんぱ組.inc初期の特徴としてあるのがこの「W.W.D」シリーズ。

 

 

このシリーズはメンバーの内面を抉り出した問題作としても有名です。

 

 

当時メンバーからは反発も多かったですが反面で覚悟が決まったこと作品でもあり「正直、辞められないなって思った」ともコメント

 

 

2013年1月16日にリリースした「W.W.D」は「World Wide Dempa」の略称です。

 

 

歌詞はメンバーの実体験を前山田健一が歌詞に落とし込み過去のトラウマを乗り越えて闘う様を表現。

 

 

初のオリコントップ10入りしでんぱ組.incの方向性を示した作品です。

 

 

続く2013年10月2日に発売した「W.W.D II」は未来を歌った楽曲です。

 

メンバーが活動していく中での悩みや葛藤を包み隠さず楽曲に詰め込んだもので「夢が叶った後でも苦悩は続く」という現実。

 

 

ミュージックビデオは2020年という設定ででんぱ組.incの未来を表現。

 

 

バラバラになったメンバーがピンチに再集結するというストーリーでゲストとしてBiSのメンバーが出演していることでも話題になりました。

 

 

そして2016年12月21日にリリースしたベストアルバム「WWDBEST 〜電波良好!〜」二種六された「WWDBEST」。

 

 

これまでのでんぱ組.incの楽曲のフリを入れ込んだまさにベストな楽曲です。

 

 

「会えなくなって初めて気付くような思い出なんか欲しくない」という歌詞に「今しかない」という思いが。

 

 

アイドルという永遠ではないからこそ美しいと気づかされた名曲中の名曲です。

 

 

原点だった宇宙を救え!ギラメタスでんぱスター!

 

 

2017年12月に鹿目凛と根元凪が加入したライブで初披露され2018年4月4日にリリースした「ギラメタスでんぱスターズ」はテーマが宇宙。

 

 

これは1stアルバムである「ねぇきいて?宇宙を救うのは、きっとお寿司…ではなく、でんぱ組.inc!」を思い出させます。

 

 

これまで日本から世界とつながって「宇宙」を目指すというスケール感の成長。

 

 

さらに楽曲はでんぱ組.incらしいスピード感とはでんぱ組.incの真骨頂で今後の同グループの「決意表明を語った歌詞」には心が揺さぶられます。

 

結局は愛と家族!愛が地球を救うんさ

 

 

そして2020年4月15日にリリーズされたアルバム「愛が地球救うんさ!だってでんぱ組.incはファミリーでしょ」に収録された表題曲。

 

 

この楽曲がリリースされる前に夢眠ねむの卒業や古川未鈴の結婚など大きな変化がありました。

 

 

そして新しい世界観として「愛」や「ファミリー」がテーマに。

 

 

2019年12月7日の幕張メッセのライブで披露されたこの楽曲は古川未鈴が空中浮遊しメンバーが客席を走り回りスマホでの動画撮影がこの曲のみOKとカオスな状況で披露。

 

 

そこにはメンバーだけでなくファンも「メンバー」だというメッセージも。

 

 

様々な経験を経て家族に行きつき「愛」を歌うでんぱ組.incには重みも加わってきました。

 

 

逆境の中ではこそ輝ける!でんぱ組.incの新しい形!

 

 

でんぱ組.incの姿勢としての原点は「マイナスからのスタート」。

 

 

自身のトラウマなどを打ち明け多様性を認めてきたグループだからこそ「逆境」でこそ真価が発揮されます。

 

 

その真骨頂がでたのが世界的な未曽有の危機。

 

 

ステイホームで生まれた世界公認曲!

 

 

2020年4月6日、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請などの社会情勢の中で、でんぱ組.incのプロデューサーの福島麻衣子こともふくちゃんと同ディレクターのYGQと音楽家の浅野尚志により楽曲の制作が企画。

 

 

完全テレワークで楽曲は制作できるのかという状況下で前山田健一が作詞しTwittre上で曲のテンポなどをアンケートするなどファンんも巻き込んでの楽曲制作が開始されます。

 

 

メンバーのレコーディングやバンド演奏も自宅で行われ、ミュージックビデオも同時制作。

 

 

その結果、発案からわずか8日後の4月15日に新曲「なんと!世界公認 引きこもり!」公開されました。

 

 

同時にYouTubeにもミュージックビデオが公開。

 

 

全ての作業をリモートワークで成し遂げるという偉業に大きな反響が寄せられました。

 

 

ライブやイベントが中止・延期されエンタメ界が大きな逆境に追い込まれた状況下で真価を発揮したでんぱ組.inc。

 

 

新しい時代への転換期に対応したでんぱ組.incはさらなる進化をし続けることでしょう。