乃木坂46の名曲には卒業が絡んでいる?あの曲は現エースに継承!名曲紹介

乃木坂46の名曲には卒業が絡んでいる?あの曲は現エースに継承!

 

乃木坂46は10年以上活動し名曲も多いグループです。

 

今回は卒業に関連した名曲を紹介。

 

紅白でも披露された異例の名曲「きっかけ」

 

 

乃木坂46の楽曲の中で評価が異常に高い楽曲といえば「きっかけ」を思い浮かべるファンも多いことでしょう。

 

きっかけは2016年5月リリースのセカンドアルバム「それぞれの椅子」のリード曲。

 

乃木坂46らしい清潔感がある優しく力強いメロディー、聴いた者の背中を押すような歌詞が特長で作曲は杉山勝彦です。

 

「きっかけ」はアルバム曲ながらもMUSIC STATIONなどの音楽番組でもたびたび披露され、Mr.Children桜井和寿がステージでカバーしたことで、多くの人に知られた名曲。

 

ライブでも「節目」でたびたび歌われており、特に2017年11月に開催された初の東京ドーム公演では、千秋楽公演のラストに披露されました。

 

このライブが1期生の伊藤万理華と中元日芽香にとってはラストライブとなり、今もこの時に2人が泣きながらい手を繋いで歩いていくシーンや生駒里奈が2人を抱きしめ他のメンバーを集合させるシーンは乃木坂46の歴史の中でも数ある名シーンとして語りづかれるほど。

 

この楽曲は乃木坂46の「乃木坂46時間テレビ」の中で深川麻衣の卒業企画でアート作品のテーマとしてその世界観を作り上げ、ミュージックビデオの舞台にもなったほどです。

 

そしてこの「きっかけ」は「第72回紅白歌合戦」に出場した際に披露

 

乃木坂46が紅白歌合戦に出場していく中で初めてシングルカットされていない楽曲を披露したと話題になりました。

 

それまでファンの中でも「乃木坂46を本当に好きでないと見つけられない」という隠れた名曲と言われていましたが、紅白歌合戦で披露したことで多くの人が名曲と気付く事に。

 

2021年の紅白歌合戦で披露したことから「結成10周年を迎えた2021年を締めくくるのにふさわしい楽曲」とも言われています。

 

またYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にメンバーで初めて登場した遠藤さくらがソロ歌唱したことや5期生が歌い継いでいることからも乃木坂46を代表する「大切な楽曲」に。

 

紅白歌合戦で披露する際に、卒業を決めていた生田絵梨花は「最後に『きっかけ』を歌えるのはうれしいです。自分自身も歌っていて背中を押される曲です」と語っていることからもファンだけでなくメンバーにとっても大切な楽曲ということが分かります。

 

 

ファンに愛され続け伝承され続ける名曲「サヨナラの意味」

 

 

乃木坂46のファンが名曲として挙げることが多いのが「サヨナラの意味」です。

 

この楽曲は2016年11月に乃木坂46の16作目のシングルとして発売された楽曲。

 

初めて橋本奈々未がセンターを務め、初披露となった「乃木坂46のオールナイトニッポン」で卒業と芸能界引退を発表します。

 

乃木坂46を初期から応援しているファンにとって橋本奈々未というのは特別な存在。

 

白石麻衣、松村沙友里と共に「乃木坂御三家」と言われ他のアイドルとは一線を画すシニカルな表情からは危うさと共に魅力も多く感じていました。

 

元々、弟の学費を稼ぐという目的で芸能界に入った橋本奈々未はあまりにも潔くこのアイドルからサヨナラ。

 

2017年2月20日さいたまスーパーアリーナで開催された「乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE~橋本奈々未卒業コンサート~」で橋本奈々未はこの曲を披露すると「5年半本当にお世話になりました。みなさんの支えがあっての今だと思います。これからも私は私らしく頑張ります。みなさんのご多幸をお祈りします。今日は本当にありがとうございました」と最後の言葉を残して後ろ手にピースを見せてステージを後にしたのです。

 

そしてこの「サヨナラの意味」は「乃木坂工事中」でファンが選ぶ乃木坂46の名曲で第1位に選ばれるなど、多くのファンに今も愛されているという事も印象深い。

 

何よりも橋本奈々未の卒業ライブで涙する白石麻衣に「最高に安定感のある橋本と白石のコンビ。遠くの方から見てて、2人が話して笑っているのが好きだった」と語った齋藤飛鳥がこの「サヨナラの意味」ではセンターを継承しています。

 

後に白石麻衣からも「これからの乃木坂46を引っ張っていくのは飛鳥だよ」と言われており齋藤飛鳥が歌うたびに橋本奈々未の面影を見出せることもファンに愛され続ける要因。

 

ちなみに乃木坂46が「第67回NHK紅白歌合戦」へ2年連続出場した際に「サヨナラの意味」が披露され最後に橋本奈々未のアップが映ると副音声を担当していたバナナマン設楽統が「いい顔だ」と解説。

 

思いのほかこの声が響いたのかステージにいた齋藤飛鳥がこの言葉に気付き感動したと後に語っていました。

 

 

奇跡の1期生全員選抜となった「しあわせの保護色」

 

 

そして記憶に新し名曲といえば白石麻衣の卒業曲「しあわせの保護色」です。

 

この楽曲は2020年3月25日に乃木坂46の25作目のシングルとしてリリース。

 

白石麻衣の乃木坂46としてはラストとなる楽曲でセンターを担当します。

 

そして驚いたのはそのフォーメーション。

 

当時残っていた1期生が全員選抜入りしエースの白石麻衣の卒業を祝福しているかの様な演出には多くの乃木坂46ファンが涙しました。

 

「神様はいる」という言葉が出る程、奇跡的に1期生が揃う姿には感情が抑えきれなかった想いでも。

 

当時新型コロナウィルス感染拡大となり、多くのイベントが中止となり閉塞感に包まれる世界を少し和らげてくれました。

 

乃木坂46の名曲にはそれぞれの卒業が関わってくることが多いのが事実。

 

彼女たちの人生を少し透過される楽曲には心を掴まれるはずです。